今年の五月、全米泌尿器科学会が以下のような治験結果を発表しました。
https://www.auanet.org/press-media/press_releases/article.cfm?articleNo=374
ご存じない方もいらっしゃると思いますがプロペシアは元々、前立腺肥大の治療薬として開発されたものであり、その治験の最中の髪に変化が見られたことから内容成分を低用量にしたフィナステリド製剤をプロペシアとして開発しました。
現在でも海外では育毛薬だけではなく、フィナステリドを前立腺肥大の治療薬として用いています。
症状にもよりますが5mgや1mgのフィナステリド製剤が用いられています。
日本では5mgのフィナステリドを前立腺肥大薬としても認可を受けておらず日本では育毛薬としか認可されていません。
海外では皮膚科や内科だけでなく泌尿器科もフィナステリドを使用することが多いので様々な研究が行われています。
そのような中、改めて前立腺肥大の治療にフィナステリドを用いた場合のリスクとしてEDや射精能力の低下が起こりえることが米泌尿器科学会で発表されました。
海外の泌尿器科医の方たちはフィナステリドが前立腺肥大の治療薬であることを理解しつつも、使用した場合のリスクも十分に把握されています。
だからこそフィナステリドは余程、重症な前立腺肥大であったり、他の治療法がとれないなどの理由がない限り、泌尿器科では処方をしないようにしています。
当然、徹底した検査などを行いつつ、ご本人が上記の副作用などをお感じになっていないかの問診も定期的に行った上でフィナステリドを処方しています。
育毛に用いる場合、低用量になっているとはいえ、健常者が長期的にフィナステリドを服用すれば上記のような症状を発症しかねない可能性はより高まります。
プロペシアで得られる主たる効果は抜け毛の抑制や髪のハリの改善程度であることはプロペシアの治験でも確認されています。髪が生え戻るまでの効果は得られるのは100人中一人以下です。
プロペシアの回復効果のデータの根拠と1年、3年、5年目の臨床データの実情
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n217319
もしどうしてもプロペシアを安全に服用するのであれば、できれば服用前と服用中の血液検査のデータを比較できるようにしておくことがもっとも重要であり、副作用を回避する手段となります。
また現在プロペシアを服用中であったとしても現在のテストステロンやDHTのデータをとっておき、もし何か異常が見られた場合はすぐに検査をして比較できるようにしておくことがポストフィナステリドシンドロームの回避方法です。
海外では泌尿器科がフィナステリドのマイナス面についても、リスクがあることを理解し公式に発表しています。だからこそ、様々な国の保健省がフィナステリド製剤の注意書きを変更するよう製薬会社に指導しました。
ですが日本の泌尿器科ではフィナステリドが前立腺肥大薬として認可されていない為、海外では公然とされているフィナステリドの服用リスクが周知されていません。
ED外来や男性更年期外来を開設しているクリニックでプロペシアを育毛薬として検査も行わずして処方していますが海外では育毛薬としてフィナステリドを使うこと自体否定的な泌尿器科医の方が多くいらっしゃいます。
仮にAGAであったとしてもヘアーマックスで対応可能ですが元々、テストステロンやDHTが基準値よりも低い方がプロペシアを服用してしまっているケースもあり、どれだけプロペシアの服用を継続しても効果が得られない可能性が高いです。
ヘアーマックスの効果について
http://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-11769022105.html
前回のブログでご紹介をしたように日本の育毛医療は患者の安全性を軽視しているケースがあります。
日本の育毛医療機関が処方する育毛剤、育
毛用服用薬の生産国への疑問
http://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-11897147818.html
髪を回復させたいという強い気持ちは十分に理解できますがフィナステリドという薬は皆さんが考えているような無害な薬ではないということをご承知いただいたほうが良いと思います。
また現在ご使用になっている育毛法や育毛医療がご本人の状態に適しているか?現在の育毛医療機関で受けておられる治療法が安全かどうか?
新たに開設しました育毛発毛JPでは無料で電話またはメールで育毛カウンセリングをご希望の方のご相談にのらせていただいております。
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自宅用エレクトロポレーションとNanogen3xとHairmaxの併用
http://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-11847382878.html
日本で初の特許取得済み、育毛エレクトロポレーション(ホームケアタイプ)の販売開始
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Hairmaxの育毛専門医療機関の海外と国内での導入例の差とNanogen3xの併用
http://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-11717195322.html
Nanogen3xの育毛の研究とヘアーマックスの併用の意義 http://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-11644433932.html
Nanogen3xの主成分 VEGFについてNHKのサイエンスzeroで放送 http://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-11634075406.html
American Journal of Clinical Dermatologyにヘアーマックスが紹介されたブログ。 http://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-11769022105.html
過去のヘアーマックスの治験と臨床の具体的な説明をしたブログ
http://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-11565665168.html
ヘアーマックスの2010年のFDAでの育毛効果の認可を受けた経緯 http://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-11736833888.html
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