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AGA治療薬やミノキシジルタブレットに追加して効果向上の為に内服するサプリなどの多剤服用の問題
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12539492114.html
健康志向が向上する中、日常の忙しさや、手軽な健康管理法としてサプリメント(以下サプリ)の多用が増えています。
サプリを医薬品とは別の位置付けで考えるケースが多いのですが、一定の効果が期待できる以上、サプリであればどのような組み合わせでも安全と考えるのは消して良くありません。
先月NHKのクローズアップ現代で「たくさんの薬は害になる?!多剤服用の深刻なリスク」という内容の番組が放送されました。
認知症や精神疾患が悪化するに従い、薬の種類や数が増えることで症状が悪化。
逆に薬を種類を減らすとパーキンソンと認知症を発症し、徘徊をしていた方が薬をやめることで、一夜で改善。別では重度の認知症と診断され、16種類の薬を処方されていた患者が、実は誤診で薬の種類を減らすと認知症や物忘れが回復したケース。
多剤処方されていた薬と胃酸の分泌を抑える胃腸薬の飲み合わせが悪く、重度の認知症のような状態に陥っていたようです。
この番組は大反響を呼び、放送翌日から、薬の飲み合わせについての相談が殺到し、続報を11月16日号の週刊現代がこの問題を報じています。
「薬は害が生じる可能性があるが、サプリはスーパーでも買えるので安全」というイメージを多くの方がお持ちです。
これを読んで、薬を色々と飲むのは危険だけど、薬とサプリなら問題ないとお考えの方が多いと思いますが、サプリであっても多剤服用になる飲み合わせがあるとの専門家の見解が週刊現代の記事では取り上げられています。
「薬やサプリは、体内の代謝酵素によって体の外に出ていきます。しかし、サプリや薬を多く飲めば飲むほど、薬が体内に長く留まり、副作用が出やすくなります」と専門家の意見を記事では紹介してます。
ゴマ成分の「セサミン」は肝臓機能や高血圧に良いとされている人気サプリですが、記事の中で降圧剤とセサミンを併用開始後、意識を失って事故を起こした事例が紹介されています。
ご存知の通り、ミノキシジルタブレット(以下ミノタブ)は日本を含め、世界中で育毛薬としては認可されておらず、元々、血圧降圧剤として開発された薬を、日本皮膚科学会や介した製薬会社の禁忌利用を無視して、一部の日本の育毛病院が、育毛薬として転用しています。
高血圧の薬のエナラブレルマレイン酸塩と最近流行りの「コエンザイQ10」,「EPA」,「GABA」の併用は危険とされていて、両方が人工的に、血管を広げ、血圧を下げる効果があります。
元々ミノキシジルを錠剤で内服すれば育毛効果があると証明されておらず、上記の3つがミノタブの代替品となる訳ではありません。
高血圧症でもない、健康体の方が、認可されていない薄毛治療の目的でミノタブを服用していれること自体問題ですが、高血圧症の方よりも、さらに血圧が下がりすぎてしまう懸念があり、ミノタブとこれらのサプリの飲み合わせは最悪です
AGA治療に限らず、他の病気で受診した際、他の治療薬や疾患について尋ねられれば、服用している医薬品については話したとしても、サプリについては説明の必要性がないと考えがちですが飲み合わせの最悪なサプリがあります。
今回の記事で問題になっている、認知症や精神疾患でも、症状に応じて、薬を増やす「足し算医療」が蔓延していることからしても、飲み合わせの良し悪しを医師や薬剤師も理解していない部分があります。
一部の育毛病院では、症状や回復状況に応じて、処方している薬の濃度を上げる事を薦めるケースや、追加でリジンやノコギリヤシ、亜鉛を追加で処方するケースが増えています。
自院のオリジナル治療薬として、ミノタブやフィナステリド、ザガーロに加え、サプリを一袋にまとめた、AGA治療を紹介する育毛病院もありますが、これも現在、全く別の理由で飲んでいるサプリと飲み合わせが悪いケースがあります。
AGA治療薬のプロペシア、またはミノタブを服用している場合。ザガーロへの転用や薬の増量に不安があってもサプリは天然成分なので、効果増大の代用薬として利用する場合でも多剤服用に陥り、想像を超える、副作用や後遺症を発症しかねません。
薄毛に限らず、どのような病気でも、症状が酷くなれば、薬を増量することで、回復を増進する足し算医療が定着化しています。健康であれば、服用をしない薬やサプリメントも、量や種類を増やせば、増大効果ではなく、有害になる可能性があります。
ノコギリヤシは日本ではサプリメントの扱いで、近年では前立腺肥大の治療に用いられるケースも増えています。これはフィナステリドやデュタステリドが元々開発された目的と同じです。
実際、前立腺治療中、ノコギリヤシは前立腺肥大薬と併用しないが、ノコギリヤシを前立腺肥大の代用薬として、認可している国々での基準です。
プロペシアやザガーロを飲みながら、ノコギリヤシを追加しても安全だという臨床研究は存在しません。
ノコギリヤシは健康食品のサプリだから安全で、どれだけAGA薬と併用しても安全だと考えている医師や一般の方が大半かもしれませんが、性欲減退や男性機能の低下を誘発する可能性は高くなります。
亜鉛にしても、近年の加工品を中心とした食生活でコンビニ飯などの出来合いの食品に、含まれる食品添加物の亜鉛キレート剤が多く含まれる食品の摂取増加により、小腸からの亜鉛吸収率は悪くなっているというデータが公表されています。
成人男女の亜鉛摂取量も、厚労省が定める量に達していない例も多く、亜鉛の摂取量には推奨されている上限があり、食品添加物が含まれていない食生活にすれば、不足分は補える程度の量です。
それがわからないまま、健康や育毛目的で、亜鉛を容器に書かれた量であれば安心だと考えて服用を続ければ、亜鉛過剰症や亜鉛中毒に陥る場合もあります。
薄毛がお悩みの方が亜鉛を欠乏しているのかを検査をしないまま、飲むこと自体問題であり、サプリだから安心ではありません。
それ以前に、亜鉛をバランス良い状態で保てば薄毛が治るという考え自体、医学的に証明されないまま、ネットの書き込みや噂で育毛目的の服用がとても多いです。
亜鉛は髪の三大要素のひとつですが、薄毛の原因が亜鉛不足が原因で起こっているか検査する方法も確立されておらず、育毛効果も明白ではありません。
認可されていないミノタブを処方し、安全性が確認されていない、基準量を大幅に超えた、育毛目的で処方しているAGA薬も問題ですが、サプリメントは健康食品だから大丈夫と考えるべきではありません。
どんなサプリを飲んでいるか、薬を処方する医師が知らないことがブラックボックスの一つですが、仮に飲んでいるサプリを話しても、育毛薬として処方している薬との飲み合わせを理解していないケースがほとんどです。
特に、別の疾患をお持ちで、既に何らかの薬を服用している場合、育毛薬との飲み合わせもありますが、そこに加えたサプリメントで多剤服用に陥り、体の異常を引き起こす場合があります。
7年ぶりに改定された日本皮膚科学会、男性型および女性型脱毛症治療ガイドライン2017年版に低出力レーザ―が男性、共に有用性を示す十分な根拠があるとされる推奨度B。
育毛薬として世界で承認されている塗布用ミノキシジルやプロペシアのフィナステリド以外でAGA治療に対し、有効性が証明されたのはCapillusやTheradomeなどの低出力レーザーのみです。
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https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12372685561.html
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2019年の国際毛髪学会の最高賞受賞ドクターと全米で自毛植毛手術のトップ10ドクターであり、同学会の前会長がCapillusを利用
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12547619891.html
世界的なニュースメディアとして知られる、ロイターがプロペシアの副作用や後遺症の問題として、「メリク社の秘密を守る手助けを裁判所がする」というタイトルの記事を発表しました。
https://www.reuters.com/investigates/special-report/usa-courts-secrecy-propecia/
今回の報道はアメリカで起こる様々な裁判において、証人の証言やデータが原告または被告代理人の意見を元に、裁判官の判断で、一般に開示されない事例があまりにも多すぎること。
プロペシア記事の一覧
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/theme-10105970244.html
ザガーロ記事の一覧
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/theme-10105970246.html
プロペシアのように、ザガーロは育毛薬として世界的に承認された薬ではありません。デュタステリドは海外では、主に前立腺肥大治療薬としてのみ使用されています。
プロペシアなどのフィナステリドと比べ、ザガーロは1.6倍の育毛効果が期待できるという説明を見たまたは聞いた方は多いと思います海外で育毛薬として治験内容についてはあまり知られていません。
過去にも紹介しましたがザガーロによって育毛効果を得るには現在日本で処方されている0.5mgの5倍の2.5mgを内服しなくてはフィナステリドよりも優位に作用しないことがOlsen博士のメタアナリシスによる臨床試験
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ところがザガーロに関しては日本皮膚科学会が2017年に推奨度Aとして発表をしています。
ザガーロを推奨度Aと判定するに当たり、日本皮膚科学会は1件のメタアナリスによる検証。3件のランダム化比較試験。1件の非ランダム化比較試験などからその効果を認めたと書いています。
この中で多きな疑問が存在します。
3件のランダム化比較試験および、1件の非ランダム比較試験、7段階のエビデンスレベルの中でも上から三番目の(randomized control study)が3件で、1件はcohort study (コホート研究)レベルであることです。
そして、ザガーロを日本皮膚科学会が推奨度Aとした根拠として、メタアナリシスが1件含まれていると記載されていますがこれは2006年にOlsen 博士が発表した論文です。
韓国と日本で承認されて以降、またアナリティクスどころか、2番目に信憑性が高いと言われているシステマティックレビューもザガーロでは行われていません。
システマティック・レビュー(systematic review)とは、文献をくまなく調査し、ランダム化比較試験(RCT)のような質の高い研究のデータを、出版バイアスのようなデータの偏りを限りなく除き、分析を行うことです。
日本が参考にした2006年に海外で行われたザガーロのメタアナリシスの具体的内容です。
The importance of dual 5alpha-reductase inhibition in the treatment of male pattern hair loss: results of a randomized placebo-controlled study of dutasteride versus finasteride
https://vipadenievolos.ru/files/2016-07/research/dutasteride/Dual-5-a-reductase-inhibition.pdf
417人、21歳から45歳を対象に24週間,デュタステリド濃度は以下の4通りです。
005mg
0.1mg
0,5mg
2.5mg
注.1 メタアナリシスによって、ザガーロのデュタステリドがプロペシアのフィナステリドよりも効果的と説明されていますがもっとも注目するべきはこの論文ではフィナステリドがデュタステリドよりも優位に作用するのは2.5mgのデュタステリドであると結論つけていることです。
これは皆さんがAGA治療で処方されているザガーロの5倍の濃度で.はじめて、デュタステリドがフィナステリドよりも効果的だと結論が出されています。
ザガーロなどのデュタステリドを育毛薬として承認していないヨーロッパでは2.5mgのデュタステリドの服用が現実的ではないと考えているからこそ、日本と韓国以外の国ではAGA治療薬として承認されておらず、製薬会社も治験すら初めていない事情があります。
どちらにしろ、2006年に海外で発表された論文を元にしておりますが、それから12年経過した今でも日本と韓国を除いて、ザガーロを育毛薬として承認していない事実や、メタアナリシスではないにしてもシツテマティックレビューなどで効果の検証を行うべきだと思います。
ザガーロについては他にも数々の疑問が存在します。
ご興味のある方は以下にまとめているのでお読みください。
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/theme-10105970246.html
他にもプロペシアについて日本では知られていない副作用などについての最新情報を以下にまとめています。
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/theme-10105970244.html
2019年に新たに発表された低出力レーザ―の育毛効果を証明する最新の2つの学術論文があります。
1つ目は国際毛髪学会で2017年に最優秀賞を受賞した研究者が追加の臨床試験を元に、新たな論文を発表。
その研究者の方は現在、市販用で最多のレーザーを搭載する、CapillusRX 312を研究にご利用いただいてます。
2つ目は「最強の科学根拠」とされるメタアナリシスで低出力レーザ―の育毛効果が証明された2例目の学術論文が発表されました。
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12463065109.html
日本で用いられているミノキタブレットやザガーロが欧州皮膚科学会がどのように考えているか以下でご紹介しています。
欧州皮膚科学会 男/女性型脱毛治療のガイドラインで低出力レーザ―器を推奨とミノタブやザガーロなどの内服育毛治療の見解
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12360438448.html
アメリカでもっとも権威のある皮膚科学の医学論文を発表しているJournal of the American Academy of Dermatologyに2017年4月にAGA型脱毛の治療の有効性を過去に発表された学術論文をメタアナリスによって検証した結果が発表され、低出力レーザ―の有効性が認められました。
The effectiveness of treatments for androgenic alopecia: A systematic review and meta-analysis
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28396101
メタアナリス(meta-analysis)とは、複数の研究の結果を統合し、より高い見地から分析すること、またはそのために手法や統計解析のことです。
ランダム化比較試験(RCT)のメタアナリシスは、根拠に基づく医療において、もっとも質の高い根拠とされる検証とされています。
この中でAGA治療として今回のメタアナリシスで検証が行われたのは塗布用ミノキシジル、フィナステリド、低出力レーザーです。
メタアナリスを行うに当たり、過去に発表された学術論文上のデータが明確であることが不可欠です。
さらにはそのデータはダブルブラインドテストなどを用いり、公平性が保たれていなくてはなりません。
低出力レーザー育毛器の役割とCapillus特有の効果について、一つの記事にまとめました。
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12369252990.html
AGA 男性型脱毛症のメカニズムとDHTの抑制とATPの増加させる、低出力レーザ―の育毛への役割の違い
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12369284172.html
低出力レーザーが承認され、改定された男性・女性型脱毛症治療ガイドラインの内容については以下で詳しく説明しています。
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12347022098.html
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2019年6月 TBS「王様のブランチ」でCapillusをご紹介いただきました。
ブラックマヨネーズの小杉様が司会をされている読売テレビ 2018年11月9日放送の「マヨなか笑人」の企画で「人生コレを知らないと損をする!騙されたと思ってやってみぃ大会」で小杉様がCapillusをご紹介いただきました。
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